義村クリニック

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治療に関するQ&A

眠れない時、睡眠薬とアルコールのどちらを用いたらいいか? 間違った常識にとらわれていませんか

A.

いつもは眠れているがたまたま眠れないだけの時は軽く飲酒して寝るのも良いでしょう。
しかし、眠れない事が長く続く場合の飲酒は要注意です。

アルコールは寝付きを良くしますが、
 ①次第に大量に飲まないと効かなくなる(用量依存)。
 ②睡眠の質が悪くなる
 ③早朝に目が覚めてそれから眠れない
 ④アルコール依存症になりやすい
等、長期になると都合の悪いことが多いのです。

医学的には睡眠薬の方が遙かに安全なのです。
確かに昔の睡眠薬は依存性があるので次第に効かなくなり、また大量に服用すると死に至る等リスクがありました。

しかし、現在の睡眠薬はそれとは全く違ったベンゾジアゼピン系という、抗不安薬と同系統の安全性の高い薬です。軽度の依存はあり、連用して急に止めると反跳性不眠と言って数日眠れず悪夢を見る事もあります。最近はそうしたことが起こりにくい薬も出てきています。

睡眠薬を飲む、飲まないは状況によって異なります。

うつ病など精神症状で強い不眠がある場合は、服用してでも寝た方が病気の治りも良いでしょう。
生活習慣が乱れている場合はその改善の方がまず先で睡眠薬を飲む必要はないと思います。

市販の睡眠薬を長期間、飲んでいるような場合には一度専門医に相談することをお勧めします。

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